猟弓(読み)サツユミ

デジタル大辞泉 「猟弓」の意味・読み・例文・類語

さつ‐ゆみ【猟弓/幸弓】

狩りに用いる弓。さちゆみ。
剣大刀つるぎたち腰に取りき―を手握たにぎり持ちて」〈・八〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猟弓」の意味・読み・例文・類語

さつ‐ゆみ【猟弓・幸弓】

  1. 〘 名詞 〙 狩猟に用いる弓。さちゆみ。
    1. [初出の実例]「大夫(ますらを)男子さびすと 剣(つるぎ)太刀 腰に取り佩(は)き 佐都由美(サツユミ)を 手(た)握り持ちて」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android