猪布庄(読み)いぶのしよう

日本歴史地名大系 「猪布庄」の解説

猪布庄
いぶのしよう

比定地未詳。飯野いいの庄とともに大西だいさい庄の一部かあるいは異称とも考えられる。貞永元年(一二三二)八月一九日の関東下知状(賀茂別雷神社文書)によれば、承久の乱で勲功のあった伊北胤明が猪布庄の在地支配に対する下文を得ている。伊北氏は大西庄司跡を得たと称して福田ふくだ庄に乱入していることから、猪布庄は福田庄と隣接していた可能性が高い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 飯野 福田

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む