日本歴史地名大系 「猪木谷村」の解説 猪木谷村いのきだにむら 島根県:益田市猪木谷村[現在地名]益田市猪木谷町匹見(ひきみ)川に流入する名原木(なはらぎ)川・猪木谷溢(いのきだにえき)川の渓谷と匹見川右岸に位置し、西は小野(おの)村、北は栃山(とちやま)村。地名は榎谷(えのきだに)ともいい、大きなエノキが存在したためという(石見八重葎)。匹見川の河谷に三水(さんすい)・廿一(つつぬけ)・川平(かわひら)の集落があり、名原木川の河谷に猪木谷上・猪木谷下の集落がある。江戸時代の支配の変遷は高津(たかつ)村と同じ。元和三年(一六一七)の竹村丹後守引渡証文(亀井家記稿本)に村名がみえ、高一二八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by