精選版 日本国語大辞典 「猫に会った鼠」の意味・読み・例文・類語 ねこ【猫】 に=会(あ)った[=追(お)われた]鼠(ねずみ) すっかり畏縮(いしゅく)して、策略などが浮かばないこと。また、危難をのがれることができないさま。猫の前の鼠。[初出の実例]「譬如二鼠会レ猫、雉相一レ鷹」(出典:新猿楽記(1061‐65頃))「ただ猫にあひしねずみの如く、顔は土色になって」(出典:浮世草子・忠義太平記大全(1717)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例