猫に木天蓼(読み)ねこにまたたび

ことわざを知る辞典 「猫に木天蓼」の解説

猫に木天蓼

大好物のたとえ。また、何か物を与えたときに効果が著しいことのたとえ。

[使用例] 私はにわかに周章あわてだして薬屋からまたたびを買って来さした。指の先にその粉をつけて舐めさせるとともに、女中に飯にも少しずつ入れて食わせるようにと言いつけた。猫にまたたびとはよく言ったもので、霊験いやちこなのには実に驚いた[上原虎重*猫の歴史|1954]

[解説] マタタビは猫の好物で、その実を食べたり香りを嗅ぐと恍惚となるといいます。「お女郎に小判」「泣く子に乳(飴)」などと続けることもあります。

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