猶かし(読み)ナオカシ

デジタル大辞泉 「猶かし」の意味・読み・例文・類語

なお‐かし〔なほ‐〕【猶かし】

[副]《「かし」は強めを表す助詞》なおさら。ますます。いっそう。
未来は―覚束なや」〈浄・今宮の心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猶かし」の意味・読み・例文・類語

なお【猶】 かし

「なお(猶)(一)④」を強めた言い方。いちだんと。ますます。
浄瑠璃今宮心中(1711頃)下「未来は猶かし覚束なや」

なお‐かし なほ‥【猶かし】

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