猿猴が月(読み)エンコウガツキ

精選版 日本国語大辞典 「猿猴が月」の意味・読み・例文・類語

えんこう【猿猴】 が 月(つき)

  1. えんこう(猿猴)が月を取る
    1. [初出の実例]「密宗の奥儀を伝へ顕密兼学の所成るを我ら如きの類ひとしてたやすく窺ひ給はん事、蟷螂(たうらう)が斧とかや、猿猴が月に相同じ」(出典:光悦本謡曲・善界(1548頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android