玄徳寺(読み)げんとくじ

日本歴史地名大系 「玄徳寺」の解説

玄徳寺
げんとくじ

[現在地名]浪岡町浪岡 平野

浪岡川の大川おおかわ橋のたもと、通称茶屋ちやや町の旧国道に面してある。昶映山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。もと弘前法源ほうげん寺末。天正一一年(一五八三)(一四年説もあり)開基というが、法源寺の所伝では文禄四年(一五九五)三世寺さんぜじ(現弘前市)出身の休西がここに草庵を結び、正保元年(一六四四)休貞が再興ともある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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