コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

玄武岩質玻璃 げんぶがんしつはりtachylyte

1件 の用語解説(玄武岩質玻璃の意味・用語解説を検索)

岩石学辞典の解説

玄武岩質玻璃

玄武岩質の組成の黒い緻密なガラス質岩石.一般に岩脈や岩床の急冷した縁部に産する.しかしハワイにはすべてこの岩石の熔岩流が産出する.ブライトハウプトは酸に溶けやすいガラス状物質に命名し鉱物と考えていたが[Breithaupt : 1826],ツィルケルは現在考えられているような玄武岩質ガラスであるとした[Zirkel : 1866].薄片では濃茶色からほとんど不透明で,微結晶が散在する.岩石名は溶けやすいという意味で,ギリシャ語でtachysは早い,lytosは熔融または融解の意味.したがってtachyliteと書いては間違いである.玄武岩質熔岩が海底や氷河底の条件で急冷した生成物は明るい色の綺麗な玄武岩質ガラスとなり,シデロメレン(sideromelane)として区別されている[Tomkeieff : 1983].

出典|朝倉書店
岩石学辞典について | 情報

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone