玄武球顆状組織(読み)げんぶきゅうかじょうそしき(その他表記)variolitic texture

岩石学辞典 「玄武球顆状組織」の解説

玄武球顆状組織

塩基性岩石の中に見られる組織で,通常は球顆斜長石の繊維状結晶が放射状に集合して形成され,その粒間にはガラス,オージャイト,橄欖石などが含まれている.球顆組織をもつ岩石の外観はあばた(天然痘の痕)または斑状のように見える[Naumann : 1849, Tyrrell : 1926].ラテン語variolaは天然痘のこと.一般にvarioliteを球顆玄武岩と訳すが,組織名では玄武球顆状としている.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む