球顆玄武岩(読み)きゅうかげんぶがん(その他表記)variolite

翻訳|variolite

岩石学辞典 「球顆玄武岩」の解説

球顆玄武岩

非顕晶質の玄武岩質または安山岩質の岩石で,無数の放射状組織を示す長石質球顆(variole)を含むものであるが[Aldrovande : 1648],その後,杏仁状玄武岩を含めるかどうかなどの議論があった.ヴァリオライトは玄武岩質ないし安山岩質の組成,ヴァリオール(variole)とは長石輝石微結晶球状,卵状,葉状に集合した球顆のことで,この球顆が微晶質あるいは半ガラス質の石基の中にある組織を示している岩石である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む