玉を磨く(読み)たまをみがく

精選版 日本国語大辞典 「玉を磨く」の意味・読み・例文・類語

たま【玉】 を 磨(みが)

  1. 玉をみがくように美しくする。玉をみがくように立派にする。立派に育てる。
    1. [初出の実例]「坊がねを一人にもあらず二人まで玉をみがきて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)
    2. 「虚空に瑩(たまヲミガキ)金を鏤(ちりばめ)たる宮殿楼閣出来て」(出典太平記(14C後)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android