玉川半太夫(読み)たまがわ はんだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉川半太夫」の解説

玉川半太夫 たまがわ-はんだゆう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
延宝期から京都舞台にたち,元禄(げんろく)5年(1692)早雲(はやくも)長太夫座の立女方になる。11年大坂にうつり,嵐三右衛門座に出演し名声をえる。濡事(ぬれごと),傾城(けいせい)事のほか所作事も得意とした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例