玉川溶結凝灰岩(読み)たまがわようけつぎょうかいがん

最新 地学事典 「玉川溶結凝灰岩」の解説

たまがわようけつぎょうかいがん
玉川溶結凝灰岩

Tamagawa welded tuffs

秋田県仙北市田沢湖の玉川上流域を中心に東西60km, 南北50kmにわたって分布。中新世後期の阿仁合層,山津田層,古玉川溶結凝灰岩などを不整合に覆う。下部の倉沢山溶結凝灰岩は大きな石英および斜長石斑晶を30~40%含むホルンブレンド斜方輝石流紋岩からなり,最大層厚は700m。岩石は逆帯磁を示し,約2.0Maの放射年代値がある。上部の椈森ぶなもり牧場溶結凝灰岩は斑晶量が10%程度の単斜輝石直方輝石デイサイトからなり,最大層厚は200m。岩石は逆帯磁を示し,約1.0Maの放射年代値がある。両者の間および椈森牧場溶結凝灰岩の上位には主として安山岩からなる八幡平火山群噴出物が分布。河野義礼ほか(1964)命名須藤茂(1992)再定義。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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