玉淵(読み)ぎょくえん

精選版 日本国語大辞典 「玉淵」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐えん【玉淵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 ) 清く美しい淵(ふち)
    1. [初出の実例]「その磧礫に習って、玉淵をうかがはざるものは」(出典:光悦本謡曲・咸陽宮(1429頃))
    2. [その他の文献]〔左思‐呉都賦〕

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