玉銭(読み)たません

精選版 日本国語大辞典 「玉銭」の意味・読み・例文・類語

たま‐せん【玉銭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 博打に類する子どもの遊びの六道・穴一などで、投げてあてるのに用いる銭。
    1. [初出の実例]「留主の手習机のうへ、双紙に六道の切り書いて、天かまいかの玉銭を、一人打ったり飛び廻り、遊びにたわいなかりけり」(出典:浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)九)
  3. 芸娼妓揚代玉代(ぎょくだい)下級の店でいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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