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六道 ろくどう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

六道
ろくどう

仏教用語。生存中の行為の善悪の結果として,衆生がおもむく6種類の世界の状態をいう。すなわち,地獄,餓鬼,畜生,阿修羅,人間,天をいう。 (→輪廻 , 六地蔵 )

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デジタル大辞泉の解説

りく‐どう〔‐ダウ〕【六道】

ろくどう(六道)

ろく‐どう〔‐ダウ〕【六道】

仏語。衆生がその業(ごう)によっておもむく六種の世界。生死を繰り返す迷いの世界。地獄道餓鬼道畜生道修羅道人間道天道。六趣(ろくしゅ)。六界(ろっかい)。

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百科事典マイペディアの解説

六道【ろくどう】

六趣とも。仏教で衆生が輪廻(りんね)の間に,それぞれ(ごう)の結果として住むことになる六つの境涯をいう。地獄餓鬼畜生阿修羅(あしゅら)(修羅)・人間・天。
→関連項目餓鬼草紙北野天神縁起絵巻地獄草紙地蔵十界図天人如意輪観音六道絵

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世界大百科事典 第2版の解説

ろくどう【六道】

インドの世界観で,すべての衆生が,死ねばその生(しよう)の業(ごう)に従って輪廻転生(りんねてんしよう)するという6種の世界。業によって趣き住む所なのでこれを六趣(ろくしゆ)ともいうが,六道は悪趣ともいって苦の世界である。すなわち天道,人(にん)(間)道,修羅道,畜生道,餓鬼道,地獄道をいい,このうちとくに畜生道,餓鬼道,地獄道を三悪趣(さんなくしゆ)(三悪道)という。天道は天人の世界で人間の世界の人道より楽多く苦の少ない世界であるが,天人にも死苦があり,死に先立って五衰をあらわす。

ろくどう【六道】

平曲の曲名。《六道之沙汰》とも称する。伝授物。《灌頂巻(かんぢようのまき)》5曲の中。平家滅亡後大原の庵室にこもった建礼門院を,後白河法皇が訪れた。女院は,仏門に入り一族の成仏を祈願している現在だが,わが子安徳天皇の面影が忘れられないと嘆いた(〈中音(ちゆうおん)・初重(しよじゆう)〉)。法皇は,今の仏道修行が後生(ごしよう)につながるのだからと慰めた。女院が言うには,自分は太政大臣平清盛の娘に生まれて中宮となり,栄花を極めて天上界(天道)さながらの日を送った(〈折リ声・中音等〉)。

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大辞林 第三版の解説

りくどう【六道】

ろくどう【六道】

〘仏〙 すべての衆生しゆじようが生死を繰り返す六つの世界。迷いのない浄土に対して、まだ迷いのある世界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。前の三つを三悪道、あとの三つを三善道という。六趣。六界。りくどう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

六道
ろくどう

仏教の輪廻(りんね)思想において、衆生(しゅじょう)がその業(ごう)に従って死後に赴くべき六つの世界。地獄道、餓鬼(がき)道、畜生(ちくしょう)道、阿修羅(あしゅら)道、人間(にんげん)道、天道をいい、六趣(ろくしゅ)ともいう。人・天の二道は善趣、他の四道は悪趣とされる。仏典では修羅(阿修羅(あしゅら))をあげず五道とするのが一般的であるが、日本では六道輪廻の語が定着している。六観音(かんのん)、六地蔵(じぞう)は、観音菩薩(ぼさつ)や地蔵菩薩が六道のそれぞれに姿を現し、迷える衆生を済度(さいど)するという思想を象徴したものである。また、死者を葬るとき冥土(めいど)での入用として棺内に入れる六文の銭を六道銭という。[松田愼也]

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世界大百科事典内の六道の言及

【三界】より

…三界のうち最下の層は欲界で,欲望にとらわれた生物のすむ領域である。これは地獄(の生物),餓鬼,畜生,人間,天(神のこと)の5種の生物の居住空間(五趣)からなる(五趣に阿修羅を加えたものを六道(ろくどう)という)。欲界の上に色界がある。…

【十界】より

…精神的な生き方を,迷いより悟りへの10層に分け,最下の地獄より餓鬼,畜生,修羅,人間,天上,声聞,縁覚,菩薩,仏へと上昇するもの。はじめの六つが凡夫,後の四つが聖者の世界で,凡夫はそれらの六つを輪廻転生するから,六道,または六趣とよぶ。また最後の仏界以外は,なお迷いを免れないから,十界にそれぞれ十界の権実があるとして,十界互具を説くことがあり,天台の一念三千説の根拠となる。…

【大原御幸】より

…シオリクドキ・折リ声・初重(しよじゆう)・中音などの曲節を随所に配した叙景中心の美しい曲である。話の筋は次の《六道(ろくどう)》に続く。そこでは,法皇に対面した女院が,栄華の頂点から流浪の境界に転落した悲しい思い出を物語る。…

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