デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玖賀媛」の解説 玖賀媛 くがひめ 「日本書紀」にみえる女官。丹波桑田郡(京都府)の人。天皇に愛されながら皇后磐之媛(いわのひめ)の嫉妬(しっと)のためにめされず,仁徳(にんとく)天皇16年播磨国造(はりまのくにのみやつこ)の祖速待(はやまち)の妻とさだめられるがそれをこばむ。天皇は速待の志をとげさせようと速待につきそわせて玖賀媛を故郷にかえすが,途中で病死したという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例