珍柄(読み)チンガラ

精選版 日本国語大辞典 「珍柄」の意味・読み・例文・類語

ちん‐がら【珍柄】

  1. 〘 名詞 〙 織物などのめずらしい柄。変わった柄模様。
    1. [初出の実例]「床間の山水の画が洋服の足の間から隠見して居るなどは珍柄(チンガラ)じゃアないか」(出典:都の友へ、S生より(1907)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android