珍物茶屋(読み)ちんぶつちゃや

精選版 日本国語大辞典 「珍物茶屋」の意味・読み・例文・類語

ちんぶつ‐ちゃや【珍物茶屋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちんぶつぢゃや」とも ) 寛政一七八九‐一八〇一)から天保一八三〇‐四四)にかけて江戸両国、浅草蔵前、浅草広小路、上野山下、下谷広徳寺前などで小屋掛けして珍獣奇鳥などを見せた見世物茶屋。
    1. [初出の実例]「わかだんなのこまものみせは、さまざまなものがある、ちんぶつぢゃ屋(ヤ)のやうだ」(出典黄表紙・天道浮世出星操(1794))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android