理を以て非に落ちる(読み)リヲモッテヒニオチル

精選版 日本国語大辞典 「理を以て非に落ちる」の意味・読み・例文・類語

り【理】 を 以(もっ・もち)て非(ひ)に落(お)ちる

  1. 道理の上で正しい者が、かえって不利な立場になる。
    1. [初出の実例]「惣て公事と申物は、いひ様に依て理を以非に落る物で御座る」(出典:虎寛本狂言・右近左近(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む