理具(読み)りぐ

精選版 日本国語大辞典 「理具」の意味・読み・例文・類語

り‐ぐ【理具】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。その本来あるままの姿において先天的に備えていること。真理として、本来備わっていること。天台宗において用いられはじめた語で、やがて真言宗日蓮宗でも採用された。
    1. [初出の実例]「一理具、二加持、三顕得也。是皆即身成仏之義也」(出典:真言宗即身成仏義(823‐824頃))
    2. [その他の文献]〔四明十義書‐上〕

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