理想輪廻(読み)りそうりんね(その他表記)ideal cycle

岩石学辞典 「理想輪廻」の解説

理想輪廻

堆積作用輪廻で様々に定義がされている.しかし一般には様々な要素が十分に発達した輪廻か,または理論的な順序で示される輪廻をいう.デュフとウォルトンは堆積作用のモデル基礎にして輪廻を定義した,これは理論的な順序によるもので,モデルまたは理論的な輪廻はモード輪廻(modal cycle)および複合層序(composite sequence)と比較される[Duff & Walton : 1962].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android