理過ぐ(読み)コトワリスグ

デジタル大辞泉 「理過ぐ」の意味・読み・例文・類語

ことわり・ぐ

あたりまえの道理程度を越える。常識を越える。
「なべて世の憂きはならひと思ひこし―・ぎて身を嘆くかな」〈新拾遺・雑中〉

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精選版 日本国語大辞典 「理過ぐ」の意味・読み・例文・類語

ことわり【理】 過(す)

  1. ( 「ことわりすぎて」の形で用いることが多い ) ふつうの道理を越える。あたりまえの程度以上になる。極端である。
    1. [初出の実例]「大皇宮のことはりすきたる勘当こそ、あまりに侍れ」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)五)

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