すべて 

琵琶懸城跡(読み)びわかけじようあと

日本歴史地名大系 「琵琶懸城跡」の解説

琵琶懸城跡
びわかけじようあと

[現在地名]十日町市城之古

信濃川右岸に羽根はね川が合流する三角地帯の水際台地上に築かれた平城。高田たかだ(現上越市)から松代まつだい(現東頸城郡松代町)・十日町を経て羽根はね川沿いに栃窪とちくぼ峠越で三国街道(現国道一七号)へ連絡する道(現県道十日町―塩沢線)の渡河点を扼する位置にある。舌状に張出した台地の頸部を結んで堀と土塁をめぐらし、全体の形状が琵琶の胴に似るところからの城名であろう。三郭に分れ、主郭と思われる部分は南西隅の川に面し、北東二面は高さ三メートルの土塁、および幅四メートル、深さ二メートルの堀で囲まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む