外郭(読み)とぐるわ

精選版 日本国語大辞典 「外郭」の意味・読み・例文・類語

と‐ぐるわ【外郭】

〘名〙 城の最も外にめぐらした囲い。そとぐるわ。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五「南京城のとくるはの大木戸たたいて」

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デジタル大辞泉 「外郭」の意味・読み・例文・類語

がい‐かく〔グワイクワク〕【外郭/外×廓】

城や建物周囲にめぐらす囲い。そとがこい。そとぐるわ。転じて一般に、そとまわり、外側のもの。⇔内郭
[類語]垣根フェンス生け垣築地忍び返しまがき囲い牆壁しょうへき

そと‐ぐるわ【外郭】

城の外周に巡らしたくるわ。がいかく。とぐるわ。→内郭うちぐるわ
外側の囲い。また、外まわりの区画。がいかく。
最後の球を打つ為に、―の線の一角に立った」〈藤村破戒

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普及版 字通 「外郭」の読み・字形・画数・意味

【外郭】がいかく

外ぐるわ。

字通「外」の項目を見る

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