瑞巌寺古墳群(読み)ずいがんじこふんぐん

日本歴史地名大系 「瑞巌寺古墳群」の解説

瑞巌寺古墳群
ずいがんじこふんぐん

[現在地名]松阪市岩内町 御所ノ谷・深谷

瑞巌寺の西および南側に迫る標高一二〇―一八〇メートルの山腹尾根に築造された一六基の古墳群。直径一〇―一五メートルの小円墳で構成され、一一基の古墳に石室および石材露顕が確認され、横穴式石室主体としている。完存する一号墳の石室は両袖式の狭長なもので、全長一〇メートル、玄室長さ三・七メートル、幅一・七メートルの規模をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android