日本歴史地名大系 「瑞穂地区」の解説 瑞穂地区みずほちく 長野県:飯山市瑞穂地区東部は毛無(けなし)山(一六四九・七メートル)を主峰とする支脈小菅(こすげ)山(一〇二〇メートル)と万仏(まんぶつ)山(一二七二・七メートル)の山地で、その山麓、千曲川・赤滝(あかたき)川との間に一一の集落が発達していた。うち犬飼(いぬかい)・神戸(ごうど)・小菅・関沢(せきざわ)・針田(はりだ)・笹沢(ささざわ)・前坂(まえざか)の七ヵ村は明治九年(一八七六)五月合併して高野(たかの)村となった。同二二年四月一日町村制施行により、当時豊郷(とよさと)村に属していた柏尾(かしお)・北原(きたはら)・重地原(じゆうじはら)は高野村へ合併を希望して請願を重ね、同二五年一〇月一四日認可となり、村名を瑞穂村と改称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by