瑩ず(読み)ヨウズ

デジタル大辞泉 「瑩ず」の意味・読み・例文・類語

よう・ず〔ヤウず〕【×瑩ず】

[動サ変]貝でみがいて光沢を出す。
「いみじう―・じたる白ききぬ」〈・九〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「瑩ず」の意味・読み・例文・類語

よう‐・ずヤウ‥【瑩】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 瑩貝(ようがい)で絹などをみがいてつやを出す。みがいて光沢をだす。
    1. [初出の実例]「御ぐしの麗しくをかしげに清らなる、黒紫の絹をやうせるごと、生ひたる限り末まで至らぬ筋なし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)

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