普及版 字通 「瑩」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] エイ・ヨウ(ヤウ
[字訓] あきらか・みがく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(えい)。〔説文〕一上に「玉色なり」とし、「の省聲」とする。の初形は(えい)。火(たいまつ)を組み合わせた形で、庭燎(にわび)をいう。その声義を承けて、玉光をいう。

[訓義]
1. あきらか、かがやく。
2. みがく、光らせる。
3. 玉に似た石。

[古辞書の訓]
名義抄〕瑩 ミガク 〔立〕瑩 カガヤク・ミガク・カザル・キヨメテ・イシノタマ・ミル

[語系]
瑩hiueng、・螢(蛍)hyuengは声近く、通用することがある。

[熟語]
瑩鏡瑩潔瑩質・瑩瑩潤瑩浄・瑩然瑩沢瑩徹・瑩白瑩魄瑩払瑩磨瑩明
[下接語]
玉瑩・瓊瑩・光瑩・珠瑩・瑩・晶瑩・青瑩・澄瑩・氷瑩・蘭瑩

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android