瓜ヶ谷やぐら群(読み)うりがやつやぐらぐん

日本歴史地名大系 「瓜ヶ谷やぐら群」の解説

瓜ヶ谷やぐら群
うりがやつやぐらぐん

[現在地名]鎌倉市山ノ内

北鎌倉駅前から西南に深く入込んだ瓜ヶ谷の最奥葛原岡くずはらがおか神社北側の大掘割の北岸に南面して開口する五穴からなるやぐら群。このうち三穴のやぐら壁面に彫刻が残されていることでよく知られている。

西端に位置する群中最大のやぐらは、地蔵やぐらとよばれ壁面に刻まれた彫刻の種類も多い。やぐらの本尊は玄室中央部に凝灰岩を掘残して造られた舟形光背をもつ丸彫の地蔵菩薩坐像。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む