甘美媛(読み)うましひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甘美媛」の解説

甘美媛 うましひめ

?-? 6世紀中ごろの女性
坂本臣(おみ)の娘。河辺瓊缶(にへ)の妻。欽明(きんめい)天皇23年(562)紀男麻呂(きの-おまろ)の新羅(しらぎ)(朝鮮)攻めの際,副将軍の夫に同行し,ともに捕虜となる。自分の命をおしんだ夫によって敵将にさしだされたため,帰還したのちも夫を拒絶した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む