生き廻らう(読み)いきめぐらう

精選版 日本国語大辞典 「生き廻らう」の意味・読み・例文・類語

いき‐めぐら・う‥めぐらふ【生廻】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「ふ」は、動作反復継続を表わす接尾語 ) いろいろな目にあいながらも、ずっと生きながらえている。なんとか生きつづける。
    1. [初出の実例]「死なむを期にてとおもひ給ふるを、まだなむかくあやしきことは、いきめぐらひ侍る」(出典:大和物語(947‐957頃)一六八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android