生さぬ子(読み)ナサヌコ

デジタル大辞泉 「生さぬ子」の意味・読み・例文・類語

なさぬ‐こ【生さぬ子】

[連語]自分が産んだのではない子。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「生さぬ子」の意味・読み・例文・類語

なさ【生】 ぬ=子(こ)[=娘(むすめ)・=息子(むすこ)

  1. 自分が産んだのではない子。まま子。
    1. [初出の実例]「これといふも、生(ナ)さぬ娘はわしが主筋」(出典歌舞伎八重霞曾我組糸(1823)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む