生写(読み)いきうつし

精選版 日本国語大辞典 「生写」の意味・読み・例文・類語

いき‐うつし【生写】

〘名〙
① 生きているものの姿をそのままに写しとること。また、その絵。しょううつし。写生
日葡辞書(1603‐04)「Iqiutçuxini(イキウツシニ) カク」
② 人やものが他の人やものと区別のしにくいほどよく似ていること。また、その人やもの。
※虎寛本狂言・鬼瓦(室町末‐近世初)「此様にも生うつしにするといふは、不思儀な事じゃなあ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android