生御厨(読み)うりゆうのみくりや

日本歴史地名大系 「生御厨」の解説

生御厨
うりゆうのみくりや

生御園ともいう。建久三年(一一九二)八月の神領注文(神宮雑書)に「生御厨 件御厨、永承四年建立、随如旧可為神領之由、永保元年被下奉免 宣旨畢、其後依国司妨、次第上奏之処、嘉保二年・永長二年重(下脱カ)奉免 宣旨也、供(祭脱カ) 毎年三度御祭御贄米二十石 凡絹百疋」とみえ、永承四年(一〇四九)に建立され、永保元年(一〇八一)に旧のごとく内宮領として認可された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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