ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生活習慣と癌」の意味・わかりやすい解説 生活習慣と癌せいかつしゅうかんとがん 癌発生の危険因子 (リスクファクター) は圧倒的に外部要因 (環境因子) が多いことがわかっている。なかでも食べ物は 35%,喫煙が 30%とされ,ふだんの生活の仕方がいかに大きな割合を占めているかを示している。癌の予防は,これらの危険因子を避け癌が発生してもそれに抵抗しうる体をつくることによって,ある程度可能と考えられている。まず食生活では脂肪を控えめにバランスのよい栄養をとり,酒はほどほど,たばこは少なく (できればやめる) ,同時に日光に当りすぎず,適度の運動をし,体を清潔に保つなど,日常生活のちょっとした心がけが大切といわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by