生身供(読み)いきみぐ

精選版 日本国語大辞典 「生身供」の意味・読み・例文・類語

いきみ‐ぐ【生身供】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いけにえとして人身を神に供えること。また、その人。人身御供(ひとみごくう)
    1. [初出の実例]「霊山院の生身供の式のふるきを」(出典:続現葉(1324頃)釈教)
  3. 江戸時代天王寺で正月五日から一四日まで行なわれた祭式
    1. [初出の実例]「釈教 生身供(イキミク) 正月五日天王寺」(出典:俳諧・季引席用集(1818))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android