デジタル大辞泉 「人身」の意味・読み・例文・類語 じん‐しん【人身】 1 人間のからだ。人体。2 個人の身分や身の上。[類語]人体・からだ・身み・体たい・身体しんたい・肉体・体躯たいく・図体ずうたい・肢体したい・五体ごたい・全身・満身・総身そうしん・そうみ・生体・ボディー・肉塊・ししむら・骨身 にん‐じん【人身】 人間のからだ。じんしん。「幸に―を得、要法をきく」〈沙石集・三〉 ひと‐み【人身】 生きている人のからだ。生身なまみ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「人身」の意味・読み・例文・類語 じん‐しん【人身】 〘 名詞 〙① 人間のからだ。人体。にんじん。[初出の実例]「人身牛頭で手に草をもちて蓍伯と云ものに嘗させて薬をせらるる処をかいたぞ」(出典:史記抄(1477)三)「蚤〈略〉此虫人身(ジンシン)を刺傷し」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)[その他の文献]〔顔氏家訓‐帰心〕② 人の、個人としての身分や境涯。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕 〔世説新語‐賢媛〕 にん‐じん【人身】 〘 名詞 〙 人としての肉体。人間の体。じんしん。[初出の実例]「五戒得二人身一十善得二天身一」(出典:法華義疏(7C前)一)[その他の文献]〔北本涅槃経‐二三〕 ひと‐み【人身】 〘 名詞 〙 生きている人間のからだ。生身(なまみ)。「人身御供」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例