人身(読み)ジンシン

デジタル大辞泉 「人身」の意味・読み・例文・類語


にん‐じん【人身】

人間のからだ。じんしん
「幸に―を得、要法をきく」〈沙石集・三〉

ひと‐み【人身】

生きている人のからだ。生身なまみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人身」の意味・読み・例文・類語

じん‐しん【人身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間のからだ。人体。にんじん。
    1. [初出の実例]「人身牛頭で手に草をもちて蓍伯と云ものに嘗させて薬をせらるる処をかいたぞ」(出典:史記抄(1477)三)
    2. 「蚤〈略〉此虫人身(ジンシン)を刺傷し」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐帰心〕
  3. 人の、個人としての身分や境涯。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕 〔世説新語賢媛

にん‐じん【人身】

  1. 〘 名詞 〙 人としての肉体。人間の体。じんしん。
    1. [初出の実例]「五戒得人身十善得天身」(出典:法華義疏(7C前)一)
    2. [その他の文献]〔北本涅槃経‐二三〕

ひと‐み【人身】

  1. 〘 名詞 〙 生きている人間のからだ。生身(なまみ)。「人身御供

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「人身」の読み・字形・画数・意味

【人身】じんしん

からだ。

字通「人」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む