生酔(読み)なまよい

精選版 日本国語大辞典 「生酔」の意味・読み・例文・類語

なま‐よい‥よひ【生酔】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なまえい(生酔)」の変化した語 )
  2. 相当に酔っていること。ぐでんぐでんに酔っていること。また、その人。酔っぱらい。
    1. [初出の実例]「客すいきゃう、大なまよいとなりて」(出典:洒落本・色講釈(1801))
  3. 少し酒に酔うこと。中途はんぱな酔い心地。また、その人。
    1. [初出の実例]「初めなまよいな時は礼儀よいぞ」(出典:玉塵抄(1563)三八)

なま‐えい‥ゑひ【生酔】

  1. 〘 名詞 〙なまよい(生酔)
    1. [初出の実例]「なまゑひなる者聞きつけ、肝を潰し」(出典:咄本・醒睡笑(1628)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む