酔い心地(読み)ヨイゴコチ

デジタル大辞泉 「酔い心地」の意味・読み・例文・類語

よい‐ごこち〔よひ‐〕【酔い心地】

酒に酔ったときの快い気分。また、物事にうっとりとした気分。
[類語]酔い酔いざまし酔いざめ

えい‐ごこち〔ゑひ‐〕【酔い心地】

酒に酔ったときの気分。えいごころ。よいごこち。
「強いて飲んだ地酒の―から」〈藤村破戒

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精選版 日本国語大辞典 「酔い心地」の意味・読み・例文・類語

よい‐ごこちよひ‥【酔心地】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔った時の快い気分。また一般に、うっとりとしたよい心持。よいごころ。えいごこち。
    1. [初出の実例]「今宵一夜でも快い酔心地になれる処はないだらうかと考へた」(出典:泥人形(1911)〈正宗白鳥〉三)

えい‐ごこちゑひ‥【酔心地】

  1. 〘 名詞 〙 酒に酔った時の気持。えいごころ。よいごこち。
    1. [初出の実例]「源氏の君ゑひ心ちに見過しがたくおぼえ給ひければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴)

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