生首(読み)ナマクビ

デジタル大辞泉 「生首」の意味・読み・例文・類語

なま‐くび【生首】

斬って間のないなまなましい首。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生首」の意味・読み・例文・類語

いき‐くび【生首】

  1. 〘 名詞 〙 生きているものについている首。また、切って間もない首。なまくび。
    1. [初出の実例]「むかふものをとってはふせ、又はいきくびつづぬき人つぶて」(出典:浄瑠璃・蒲の御曹子(1650)二)

なま‐こうべ‥かうべ【生首・生頭】

  1. 〘 名詞 〙なまくび(生首)
    1. [初出の実例]「かかるなまかうべのいることにて」(出典:増補本増鏡(1368‐76頃)九)

なま‐くび【生首】

  1. 〘 名詞 〙 なまなましい首。切って間のない首。なまこうべ。
    1. [初出の実例]「今朝より乗っからかしたる馬に、なま頸つけて何かせん」(出典:平治物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android