日本歴史地名大系 「田ノ又村」の解説 田ノ又村たのまたむら 富山県:下新川郡入善町田ノ又村[現在地名]入善町田ノ又黒部川扇状地の北東寄りにあり、北は横山(よこやま)村、東と南は荒又(あらまた)村、西は椚山新(くぬぎやましん)村。地内を北陸街道(下街道)が走る。正保郷帳に田ノ俣村とあり、新田高七〇石が記される。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高六六石、免四ツ二歩であったが、洪水の被害を受けやすかったこともあり、延宝元年(一六七三)から三歩引免となった。小物成は鮎川役一匁(三箇国高物成帳)。文政八年(一八二五)の村々高免等書上(奥野家文書)では高六九石、免三ツ九歩、家数一〇。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by