田ノ上村(読み)たのかみむら

日本歴史地名大系 「田ノ上村」の解説

田ノ上村
たのかみむら

[現在地名]巣南町田之上たのかみ

唐栗からくり村の東に位置し、さい川西岸の平坦低地に立地。主集落は北部中央にある。田折たおり村とも称した。枝村に新月しんげつがある。慶長郷帳には田折村とみえ、高七〇八石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では西尾嘉教(揖斐藩領)。その後嘉教の養子旗本西尾氏教領に転じ、幕末に至った。正保郷帳では田五五七石余・畑一五一石余。明治二年(一八六九)の村明細帳によれば田五〇町四反余・畑二町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android