田中博(読み)タナカ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「田中博」の解説

田中 博
タナカ ヒロシ

明治〜昭和期の実業家 京都電燈社長;京都商工会議所会頭。



生年
慶応2年8月10日(1866年)

没年
昭和32(1957)年6月15日

出生地
新潟県

旧姓(旧名)
長谷川

経歴
明治42年京都電灯に支配人として入り、43年取締役、45年常務、大正15年副社長、昭和2年社長を歴任し、16年相談役に退く。一方、大正8年日本水力設立にあたり取締役、9年大阪送電監査役。12年両社合併により大同電力取締役となり、昭和14年までつとめた。また電気協会会長、京都商工会議所会頭、都ホテル社長もつとめ、京都財界に重きをなした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中博」の解説

田中博 たなか-ひろし

1866-1957 明治-昭和時代の経営者
慶応2年8月10日生まれ。明治42年京都電灯にはいり,昭和2年社長。この間日本水力の設立に参加,大阪送電監査役もつとめ,大正12年両社合併により大同電力取締役。昭和8年京都商工会議所会頭。12年都ホテル取締役となり,22年社長。昭和32年6月15日死去。90歳。越後(えちご)(新潟県)出身旧姓は長谷川。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android