田子池(読み)たごいけ

日本歴史地名大系 「田子池」の解説

田子池
たごいけ

田子村とよし村との中間にある。面積五〇五アール。吉村・田子村及び三才さんざい村・南郷みなみごう村(現上水内かみみのち郡豊野町)の田用水池で、寛永一七年(一六四〇)長沼城主佐久間勝友領吉村と勝友の甥勝盛領の三才村と、池の用水につき争論を生じ、池が大半吉村に属すことをもって吉村の主張が通ったが、勝友と勝盛の間柄のゆえをもって一ヵ月のうち六夜に一夜あてを吉村の分水と定めることで和解ができた(三才共有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 南郷 ヨシ

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む