田家郷(読み)たけごう

日本歴史地名大系 「田家郷」の解説

田家郷
たけごう

和名抄」諸本とも文字の異同はなく、訓を欠く。「太宰管内志」は「多也と訓むべきか」あるいは「又多倍とも多為ともよむべし」と記す。しかし田家は「たけ」と訓じて、音が通じる現久留米市安武やすたけ町に比定することが可能で、安武には武島たけしま地名も残っている。当地には安武遺跡群が所在する。このうちとくに野瀬塚のせづか遺跡では計画的に造営された掘立柱建物跡群が確認され、陶硯・転用硯・二彩陶器などとともに「三万大領」「大領」「三万少」「三万」などと記された墨書土器・刻書土器が出土している(「久留米市文化財調査報告書」第一九二集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 遺物 郡衙

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む