田岡フミ子(読み)タオカ フミコ

20世紀日本人名事典 「田岡フミ子」の解説

田岡 フミ子
タオカ フミコ

昭和期の女性 故田岡一雄山口組3代目組長の妻。



生年
大正9(1920)年

没年
昭和61(1986)年1月24日

出生地
兵庫県神戸市

経歴
一代で山口組を日本最大の組織暴力団につくりあげた田岡組長の補佐役を務め、昭和40年同組長が狭心症で倒れてからは、身代りとして組行事をきり回した。56年7月田岡組長死去後は、兵庫県警が“3代目姐(あね)”の名称で、組の首領とみなしていた。山口組の分裂を招いた59年6月の故竹中正久・4代目選出の人事にも深くかかわった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田岡フミ子」の解説

田岡フミ子 たおか-フミこ

1920-1986 昭和時代の女性。
大正9年生まれ。山口組組長田岡一雄の妻。昭和40年夫が狭心症でたおれてからは組長代行役をつとめた。昭和61年1月24日死去。66歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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