デジタル大辞泉
「人事」の意味・読み・例文・類語
じん‐じ【人事】
1 人間社会の出来事。人世の事件。自然の事柄に対していう。「人事に煩わされる」
2 人間の力でできる事柄。人間が行う事柄。「人事を尽くす」
3 社会・機構・組織などの中で、個人の身分・地位・能力の決定などに関する事柄。「重役会に人事を一任する」「人事部」
4 俳句の季語の分類の一。天文・地理などに対し、人間に関する題材。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じん‐じ【人事】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 自然、超自然の事柄に対して ) 人間に関する事柄。人間社会の事件。
- [初出の実例]「此地幽閑人事少、唯余風動暮猿悲」(出典:文華秀麗集(818)上・春日嵯峨山院〈嵯峨天皇〉)
- [その他の文献]〔孟子‐告子〕
- ② 人の行なう、また行なうべき事柄。また、人のなしうる仕事。
- [初出の実例]「今朝人事繁多、寺家公事不レ及二披露一而退出也」(出典:蔭凉軒日録‐寛正五年(1464)一二月二五日)
- ③ 人としてはっきりした意識でいること。人としての知覚、感覚。「人事不省」
- [初出の実例]「此程よりして奥方には、更に人事(ジンジ)も覚えぬ程重態にござりますれば」(出典:歌舞伎・関原神葵葉(1887)二幕)
- ④ 官公庁、学校、会社などで、人の採用、転任、退職や身分、職務、能力などに関する事柄。
- [初出の実例]「退役将官の人事及名簿に関する事項」(出典:陸軍省官制(明治四一年)(1908)六条)
- ⑤ 俳句の季語の分類の一つ。天文、地理、動植物以外の、人間に関する題材。
ひと‐ごと【人事・他人事】
- 〘 名詞 〙 他人に関すること。自分に関係のないこと。たにんごと。また、世間一般のこと。
- [初出の実例]「かく世の人ごとのうへをおもひおもひ、はてにとぢめ侍れば」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘六年正月)
にん‐じ【人事】
- 〘 名詞 〙 人間に関する事柄。また、人の行なうべき事柄。人生の諸事。じんじ。
- [初出の実例]「坐禅弁道すること三十余年なり。人事たえて見聞せず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「人事」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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