20世紀日本人名事典 「田嶋一雄」の解説
田嶋 一雄
タシマ カズオ
- 生年
- 明治32(1899)年11月20日
- 没年
- 昭和60(1985)年11月19日
- 出生地
- 和歌山県海南市
- 学歴〔年〕
- 慶応義塾大学経済学部〔大正12年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和37年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和45年〕,勲二等瑞宝章〔昭和50年〕,経済界大賞(寿賞)〔昭和57年〕
- 経歴
- 大正12年田嶋商店に入社。昭和3年日独写真機商店(のちミノルタカメラ 現・ミノルタ)を設立、以来54年間社長を務めた。業界に先がけて29年には海外市場開拓のため、米国に駐在員を派遣するなどカメラ輸出の先駆者として、ミノルタカメラを国際企業に発展させた。57年会長に。この間、関西経済連合会常任理事、大阪工芸会、関西経営者協会各理事を歴任。また日本写真機工業会会長を2期務めたほか、日本写真学会評議員をするなど業界の発展に尽力した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報